【超低出生体重児④】生後2か月、人工呼吸器での闘病

超低出生体重児

妊娠27週、体重803gという超低出生体重児として生まれた、我が家の三男坊のお話④ です。

生まれる前のことから、自分なりにまとめています。わかりにくいところがあったらすみません。

前回のお話はこちらです。

たくさんの管に生かされる三男

生まれて一か月後には命の危険にさらされた三男ですが、その後は階段を一段一段上るように回復していきました。

一番ひどいときの三男の体には

  • 点滴8本
  • おしっこの管
  • ミルクの管
  • 人工呼吸器
  • 一酸化窒素の大きな機械

これだけたくさんの処置がされていました。思い出すだけで心がひんやりします。

ミルクはストップでしたが、看護師さんが麺棒に湿らせた母乳を吸わせてくれています。

体重は一時1210gにまで増えましたが、おしっこは順調に出始めているので大丈夫という看護師さんたちの言葉を信じて家に帰る日々です。

呼吸が苦しい

酸素量は40~47%で調整されているとのこと。うつぶせにされている三男の体は大きく上下に動き、体全体を使って一生懸命息をしているのがわかります。

普通は新生児をうつ伏せにはしませんが、この方が呼吸が楽なんだそうです。呼吸と心拍をいつもモニターしているし、必ず近くに人がいるから安心してねと、看護師さんがいっていました。

また、あまり動かない方がいいので、薬で鎮静させているとも聞きました。

大人しくうつ伏せで寝ている三男の、大きく上下する背中をホールドしながら、「頑張れ頑張れ」と声をかけることしかできないもどかしさがつらかった。

看護師さんってすごい

看護師さんたちはいつも明るく赤ちゃんたちのお世話をしています。

面会のたびに、今日の体重やミルクの量、三男の様子と診察や処置の予定などを教えてくれます。

仕事の合間に三男の写真を撮ってくれたり、私のことまで軽い冗談で笑わせてくれたりと、本当にその気配りには関心してしまいます。

若い看護師さんが多い印象でしたが、皆さん本当にしっかりしていて、とても好印象です。埼玉医科大学には5か月間通いましたが、看護師さんたちにはとてもよくしていただきました。

心理士さんにもお世話になりました

NICUに入院した赤ちゃんの親にはもれなく心理士さんも担当が付くようで、月に1~2回はお話をする機会がありました。

私の場合は家も遠いし、ほかに2人の子どももいるので、面会に通う負担も心配されていたようです。

私は意外とタフなので何気ないお話をする以外に心理士さんのお世話にはなりませんでしたが、NICUにつくと(今日は心理士さんいるかな~)という感じで楽しみの一つだったので、担当していただいてよかったと思います。

ママ同士の交流はあまりなかった

ほかの子のママとはほとんど会わなないし、会っても挨拶程度です。

三男の関係で連絡を取るのは出産前に一緒に入院していたママだけだったので、看護師さんと心理士さんは信頼できる話し相手という感じで助かりました。

唯一連絡を取る間柄のそのママも、お子さんがいていつでも面会に来られるわけではなく、結局産後は顔を合わせていないくらいです。

コロナということもあるんですが。NICUの面会も母親が一時間だけという取り決めになっていました。

着実に回復する三男

日がたつにつれ、点滴がひとつ、またひとつと外されていきました。4㏄を一日4回と微量ですがミルクも開始され、だんだんと生まれたころの様子に戻っていくのが本当にうれしかった。

半月もすると体重が1130gまで落ち、余計な水分も出たかなという印象です。丸かった顔が面長になったので、無事夫似のお顔にもどりました。

一酸化窒素の大きな機械はすぐには外せないそうですが、点滴のタワーが少なくなるだけでも威圧感がちがいます。

酸素の量も50%近かったのが段階的に下がり、28%で落ち着きました。

足が強すぎ

三男は、鎮静がなくなってからはとても活発でした。

いつも手足を動かしていて、キックはほんとに強そう。当たったらドシッと音しそうな蹴りをコット内で繰り返しているので、面会に行くと看護師さんから「今日も修行してます!」とよく言われました。

看護師さんの話だと、三男の足には点滴を支える棒のようなものをくくってあるので、普通は持ち上がらないそうです。

でも、三男は軽々と持ち上げて振り回していました。その様子を見ながら、家で「これはアスリートになるかもしれない」と噂したものです。

三男の周りにはいつも悲鳴が

さらに、頭も体も良く動かすので、気管の管が抜けそうになることがしょっちゅうでした。

ぐーーーっと体を持ち上げたり、頭を動かしてみたりするので、三男のコットの周りは若い看護師さんの「きゃーーーーー」や「だめーーーーーー」という悲鳴がいつも響いています。

コットが移動しても、声の方向で場所がわかるくらいでした。

小さな体の細い気管に管を入れるのはとても大変なんだそうです。

またつらい処置を受けさせるものいやだったので、ほんとに抜けなくてよかった。

こんな感じで意外と順調に時間が過ぎ、具合が悪くなってから一か月後、うれしいサプライズがあったのです。

人工呼吸器からお鼻のブルブルに戻った!

私がいつものようにNICUに行くと、看護師さんが私を見るなり

「きた!きた!ママにお知らせがあるから三男ちゃんのとこにきて!」

と嬉しそうに駆け寄ってきました。

なんだと思いながらいつものコットの場所へ行くと、お鼻のマスクをしてブルブル震えている三男が!

「鼻にもどってる~~!」私もうれしくてつい大きめの声を出してしまいました。

やっぱり人工呼吸器が取れるとうれしい

もしかしたらそろそろ、人工呼吸器は取れるんじゃないかなとは思っていました。

ミルクを増やしてもおしっことうんちは順調で、バイタルも安定。この一か月で酸素は28%まで下がって、点滴はあと一種類という治りっぷりです。

「次は酸素でしょう!いつかなー」なんて家で夫と子供たちと噂をしていたのです。

病院側も、そろそろ気管の管を外そうという話が上がった時に、私がいつも来る日を狙って外したということでした。

一か月で見違える姿に

具合が悪くなって一か月、生後二ヶ月でやっと生まれた時の状態に戻った三男。

体重は1372g。点滴もすべて取れて、さぁここからしっかり大きくなってください!と祈るような気持ちで3ヶ月目に突入するのでした。

続きはこちらです。

超低出生体重児の三男のお話はもう少し続きます。

もしよかったら読んでいってくださいね。

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